森見 登美彦 - 夜は短し歩けよ乙女

読了。2009/05/01〜2009/05/06

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

  • 大学生のうちに読みたかった。
  • テンポ良し。
  • 魅力的かつ個性的キャラクター。

登場人物の言葉遣いが古めかしく、またそのやや現実離れした設定から、現代日本ではないような感じを受けた。舞台が京都だから?
李白さんや樋口さんなど、あくの強い人物が目白押しである。特に樋口さんは天狗を自称するなど浮世離れしている。
雨上がりの神社境内や夕暮れの学園祭終盤屋上等、美しい風景描写がありありとうかぶ。
外堀を埋めてるつもりが、内側もしっかり埋まってました。ということで。